09年展示会の来場者数、前年比148万人増…小間数は減少(3/2)

 ピーオーピーが展示会出展者向け情報誌「展コミ」vol.12にて発表した “展示会の総合分析2009年”によると、2009年の展示会の総開催件数は、603件(対前年比18件減)、出展者数は10万2,227社(同747社減)、出展小間数15万5,897小間(同1万8,865小間減)、来場者数は1,726万1,110人(同148万6,195人増)となった。
前年からの厳しい経済状況のなか、開催件数や出展者数は微減にとどまったが、小間数は10.8%もの減少を見せた。出展企業のコスト削減の影響と考えられるが、下半期から回復傾向が見られることや、来場者数が増加していることから、2010年の復調に期待が持てる結果となった。

調査基準は(1)主催事務局への電話調査もしくはHPによる実数把握が可能なもの、(2)商談性の高い展示会、(3)一般来場者をターゲットにするイベントにおいても事務局が出展者への営業活動を展開しているもの(例「世界らん展」)など、(4)関係者のみの来場者のため数値を公表しない展示会でも聞き取りが可能なもの、(5)企業単独のプライベートショーは除く、の5点。

 また、月別の詳細情報は、「展コミ」vol.12に掲載されている。