東京ゲームショウ2010、中期ビジョン掲げ出展募集開始(3/19)

 (社)コンピュータエンタテインメント協会(CESA)は、日経BP社と共催のもと「東京ゲームショウ2010」を開催することを発表。会期は9月16日から19日までの4日間、会場は幕張メッセの展示ホール1~8を使用する。なお、会期の前半2日間はビジネスデイとして、後半2日間は一般公開日として開催する。

 1996年8月の初開催から数え、今回で20回目を迎える同展。

 同産業の発展とともに進化してきた東京ゲームショウは今回、今後のさらなる進化とより重要な役割を担う世界最大のコンピュータエンターテインメンメントショウを目指し、「アジアNo.1の情報網羅性」と「世界最大規模のイベント」という中期ビジョンを掲げた。BtoB、BtoC双方の機能を強化し、アジア圏から世界へ向けて最新のゲーム情報を発信するための企画、また同時にアジア圏からの来場者をさらに促進するための新企画を実施する。

 ビジネスデイ期間中の新企画としては、アジア市場に熱心なゲーム産業の主要企業のキーマンを集めて講演やパネルディスカッションを行なう「アジア・ゲーム・ビジネス・サミット」、ジェトロや欧米のビジネスコーディネーターなどの協力により出展企業が国外でゲームビジネスを円滑に進めるためのサポートを行なう「国際ビジネス相談コーナー」など。

 出展プランで新設するのは、これまでアーケードゲームの展示台数の上限をなくした「ファミリーコーナー」。PCオンラインゲームのライセンス販売や各種提携などを主眼に置いたプレゼンテーションと商談ができる「PCオンラインゲーム(商談)コーナー」。自作ゲームPC製品とPCゲームソフトを紹介する「ゲームPCコーナー」など。

 概要の発表とともに同展では出展者の募集を開始している。出展者数は180社・1500小間を予定(前回実績180社・1357小間)、来場者数は18万人(前回実績18万5030人)を見込んでいる。

 出展に関する問合せは日経BP社の事務局(TEL:03-6811-8082)まで。