日本の外国人訪問者数、世界33位に(10/18)

 日本政府観光局(JNTO)は10月8日、「JNTO国際観光白書2010」を発行した。
白書では、世界の国際観光の動向や訪日旅行主要市場の旅行動向、JNTOの事業活用や取組みを紹介。その中で2009年の世界の国際観光客数は6年振りに減少し、フランスが1位(7420万人)で日本は33位(679万人)という結果が報告されている。
また、訪日旅行者の動向をみてみると、世界的な景気低迷にもかかわらず、中国からの出国者は2009年に180万人増を記録。訪日客も微増で、2年連続で100万人台を記録した。
フランス人にとって日本は世界第40位の旅行地であるが、日本の伝統文化やアニメを代表とするポップカルチャーが注目を集め、日本人気が上昇しているという。09年の訪日客は減少したものの、観光客は前年比、4.4%増を記録した。