「音」と「形」をテーマに作品約40点が集結 サウンド&アート展−見る音楽、聴く形

クリエイティブ・アート実行委員会と東京都教育委員会は、11月6日から11月21日の期間、「サウンド&アート展」をアーツ千代田3331・1Fメインギャラリーで開催する。
“見る音楽、聴く形”をテーマに、「音」と「形」をテーマにした作品が集結。1913年に未来派のルイージ・ルッソロが制作した「イントナルモーリ(複製)」から、音響工学を学んだベルナール・バシェと彫刻家であったフランソワ・バシェ兄弟による音響彫刻作品、日本のサウンド・アートの草分けである吉村弘の「サウンド・チューブ」、音も含めて美術作品として提示する新進作家・藤田クレアの「Invisible soundscape ~version 1 : (1 + √5)/2+x~ 」まで、世界5カ国から19名(組)の作家の作品約40点が一堂に会する。

出展作品のうち、ベルナール・バシェ考案の「バシェの教育音具」、金沢健一「音のかけら」など、一部の作品は実際に音を鳴らして音作りを体験できる。ほかにも竹や木などの自然素材から構築された音具、鉄や金属を用いた彫刻作品、大量生産された製品で構成された作品を含め、さまざまな技法を用いて制作された作品も展示する。

■サウンド&アート展 -見る音楽、聴く形
会 期:11月6日(土)~11月21日(日) 12:00~18:00
※入場は17:00まで/会期中無休
会 場:アーツ千代田3331 1Fメインギャラリー
入場料:一般1,200円/高校・大学生600円/中学生以下300円/未就学児無料
※日時指定予約制。チケット購入サイトは10月1日にオープン予定