東京モーターショー欧州勢が復活

426日、一般社団法人日本自動車工業会(志賀俊之会長)は、「第42回東京モーターショー2011」の開催概要および出展状況を発表した。24年振りに東京に戻る今年のモーターショーは、東京ビッグサイト全館を使用し、122日から11日の10日間(一般公開は3日から。※1130日・121日はプレスデー、2日は特別招待日)の会期で開催される。

 出展者リストも発表され、今回は世界11か国・1地域から合計175の出展(展示面積34919平米)があることがわかった。2009年の前回ショーでは10か国・1地域から129の出展だったが、今年は出展者36%増、展示面積では60%増となる。

国内メーカー14社・15ブランドが出展するほか、注目されていた海外からの出展は前回の9社・9ブランドを大幅に上回り、欧州を中心に19社・22ブランド(乗用14社・17ブランド/商用2/二輪2/カロッツェリア1)が参加する。

 震災の影響についても質問があったが、志賀会長は「東京モーターショーから、世界で初めて発表される最新モデルや最先端の技術が世界へ向けて発信される。技術ショーであることを強調し、日本の復興をアピールするものにしたい。自動車産業は日本の経済を牽引してきた自負がある。モーターショーを開催することで、内外に日本の自動車産業を改めてPRし、強く印象づける機会にしたい」と語気を強めた。

新たな主催者テーマ事業として“SMART MOBILITY CITY2011”の開催も発表。地球環境および資源への関心が高まるなか、「次世代自動車とそれを取り巻く社会システム」を提示する。

その他、詳細については事務局(TEL0354056119)まで。