JTBコミュニケーションデザインは、10月13日から15日の3日間、「BioJapan」「再生医療JAPAN」「healthTECH JAPAN」の3展をパシフィコ横浜で開催する。「BioJapan」は、国内外から大手製薬、ベンチャー企業、研究機関・大学が一堂に会する専門展。展示会・パートナリング・セミナーといった3つの柱で構成されており、約800社・団体が参加し、会期中約1万件の商談を見込む。
従来のブース展示を中心とする展示会に、独自のマッチングシステムを掛け合わせ、全参加者を対象としたコミュニケーション機会の創出を目指す。参加した全員が所属先、事業内容、求めているパートナー、ライセンス・イン/アウトなど、事前に相互のニーズが解るシステムとなっており、希望した相手にミーティングの依頼をし、相手が承諾すると、システムのアルゴリズムが相互の空いている時間・場所を見つけ、自動的に商談をセットする。
6回目の開催となる「再生医療JAPAN」では、注目の高まるiPSを始めとした細胞治療・医療分野について山中伸弥氏や高橋政代氏による、最新の医療応用に向けた取り組みの発表を予定している。
「healthTECH JAPAN」は、“ヘルスケア×デジタル”をテーマに、昨年比1.5倍の規模で開催する。分子設計技術にAIを活用し大規模スクリーニングを行うスタートアップやウェアラブルデバイスで心拍変動データを集積し、心筋梗塞やてんかん発作を事前に解析する企業などが出展予定。
公式HP内で海外企業を紹介するオンラインイベント「Global Life Science Clusters」を9月15日から実施中。今回はイタリア大使館貿易促進部、サンディエゴを拠点とするライフサイエンス団体のBIOCOMが参加し、各地域の注目企業がプレゼンテーションを行う。事業提携など、ビジネスで繋がる可能性が高い企業に対しては、マッチングシステムを介してコンタクトを取ることも可能となっている。