中国2都市での展示会、出展を募集(5/24)

 (株)ビジネスガイド社は「第6回上海国際ギフト展」(84日〜7日)と「第7回中国国際有機食品&緑色食品博覧会2011in北京」(1117日〜19日)の両展で日本館を主催する。中国マーケットへの進出や新たな販路拡大に向けて上海、北京で展開する2展を紹介する。

 

ジャパン・ギフト・パビリオン上海で4回目の開催

 

 日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「東京インターナショナル・ギフト・ショー」を手がけ、東京・大阪・福岡で通算120回を超える開催実績をもつ?潟rジネスガイド社が、中国・上海の「第6回上海国際ギフト展」で「ジャパン・ギフト・パビリオン」を主催する。

 会期は8月4日から7日までの4日間、会場は上海マート。ビジネスガイド社による「ジャパン・ギフト・パビリオン」の主催は今回で4回目となるが、回を重ねるごとに規模、質ともに拡大し、実績を積んでいることが評価されており、今回は175社・350小間の出展を予定している。現在、出展者を募集中で、申込締切は624日まで。

 

 中国マーケットに精通した上海マートの来場者誘致活動も魅力の一つである。中国内外30万人のバイヤーのデータを活かして誘致活動を行なうという。2時間経済圏内の流通業者や三大ギフト消費者(広告・イベント会社、外資系企業マーケティング会社・金融関係企業のバイヤー、政府公共団体関係者ほか)をターゲットにした流通業者の動員、約1,000社の海外バイヤーを呼び込む。

 ステーショナリー、美容・健康商品、化粧品、インテリア雑貨、プリザーブドフラワー、タオル、食品など多岐にわたる商品を展示し、中国マーケットの無限の広がりと可能性を試す好機を捉える場となる。

 今回は、第1回となるアニメ&キャラクターショー2011も同時開催。中国で人気を集めるジャパンコンテンツを強力にアピールする。

 また、出展募集と併せて来場者向けのツアーも企画している。実際に展示会を見て回ることで中国人の消費動向を知り、中国マーケットの新鮮な情報を知ることで商品開発に役立てる機会の創出を目指す。

 

上海の伊勢丹で実績を証明ジャパン・ギフト・スクエア

 

 また、ビジネスガイド社では、中国での販路拡大のための機会を創出するため、3月18日から31日まで上海市の梅龍鎮伊勢丹百貨店の催事場で「ジャパン・ギフト・スクエア」を開催した。BtoC向けのマーケティングリサーチや需要動向を探るためのテスト販売の場ではあったが、日本製品に対する関心度は高く幅広い商品の商談が繰り広げられた。参加した15社は手応えを着実に得たという。

 

北京の食品博覧会「OCEX」でも日本館を展開

 

 中国市場の販路拡大を目指すためには、選択肢がふえる方がビジネスチャンスにつながる可能性は高まる。ビジネスガイド社と上海現地法人必极耐斯会展有限公司は、「第7回中国国際有機食品&緑色食品博覧会2011in北京」(OCEX)の中に『輸入食品展日本館』を展開する。健康で質の良い食を中心としたライフスタイルを提唱するOCEXは、中国の食品関連業者が一堂に集まる商談展として知られており、1117日から19日までの3日間にわたり中国国際貿易センターで開催。現在、出展を募集している。申込締切は719日まで。

 

 主催は中国商務部をはじめ、有力な外食産業・百貨店などを販路にもつ中糧集団有限公司が名を連ね、3万人のバイヤー誘致や、商談窓口のバックアップがある。上海だけでなく蘇州での展示会主催の評価は高く、北京の『輸入食品展日本館』にも大きな期待がよせられている。

 50小間が出展予定の日本館では、“日本の地域ブランド食品と人気の菓子・スイーツ展”をテーマに展開し、安全・安心・高品質の日本の食品を中国全土に向けて訴求する。