第2回MICE推進協議会、関連団体の代表らが提言(6/7)

 観光庁は5月24日、「第2回MICE推進協議会」を開催した。出席者は協議会メンバー、関係省庁の担当者、オブザーバーとして参加したMICE関係者など約150名。

 開会の挨拶で観光庁の溝畑宏長官は「観光立国政策のなかでも、とくにMICEの推進は幅広い波及効果があると考えています。官民一体となってMICEを推進していきたい」と語った。

 大滝昌平MICE推進担当参事官によるアクションプラン進捗報告につづいて、各メンバーから所属団体・協会の取組み、協議会や行政への意見要望が述べられた。

 日本展示会協会石積忠夫会長は、市場規模の大きい展示会分野の振興がMICE産業全体の発展につながるという考えを示し、展示会場の整備などを提言した。

 協議会の最後に観光庁の甲斐正彰審議官は、情報の一元管理、会場の課題、ロビイストをはじめとする人材育成などを今後の課題として、分科会の立上げも視野にいれて、今後のMICE推進に注力する姿勢を明らかにした。