メリルリンチ山本氏がPCSを解説(6/16)

MPIジャパンチャプターは6月16日、メリルリンチ日本証券(株)本社のセミナールームで「今だから、必要なコミュニケーション・スキル」をテーマに勉強会を開催。メリルリンチ日本証券でアソシエート・イベント・ディレクターを務める山本牧子氏が講師を務め、約60名が聴講した。

浅井新介会長は開会の挨拶で、ミーティングビジネスの5つのトレンドを「ミーティングの計画・運営・評価を行なう新しい技術の訴求、映像・音響などテクノロジーを導入、講師と参加者の双方向コミュニケーション、モバイルツールの活用、バーチャルとリアルを融合したハイブリッドミーティング」としたMPIのリサーチ結果を紹介した。

山本氏はメリルリンチでのさまざまな会議・イベントの計画・運営の経験で得た、成果をあげるためのプロフェッショナル・コミュニケーション・スキル(PCS)について実践的な講義を展開。PCSを「相手を観察・分析し、適切なボールを投げられる技術」と定義。ホスピタリティ(相手を想像する)・ボキャブラリー(場面ごとの表現力)・ セルフマネジメント(自分をいかに演出していくか)・ネゴシエーション(交渉)の4つを柱とする考え方を示した。

また、ボキャブラリーの5つのステージ、安心・共有・納得・選択・継続のそれぞれの場面で有効な言い回しの具体例を交えながら解説。プロとして相手との理想的な人間関係を継続するさまざま手法を紹介した。

セミナー終了後はネットワーキングを開催。参加したMICE関係者が情報交換と交流を行ない、円滑な人間関係を構築するPCSを実践していた。(6/16)

メリルリンチ日本証券アソシエート・イベントディレクター 山本牧子氏が

プロフェッショナル・コミュニケーション・スキル(PCS)のノウハウを伝授