ナニワともあれ大阪へ

先週は「大阪だより」というコーナー名でしたが、ダジャレを思いついたのでさりげなく名称変更してお伝えします

 ◆インテックス大阪 (財)大阪国際経済振興センター http://www.intex-osaka.com/

大阪湾南港地区に浮かぶ人工島「咲洲(さきしま)」の海上都市「コスモスクエア」の一角に日本最大級の見本市会場「インテックス大阪」があります。ニュートラム(正式名称は大阪市中量軌道南港ポートタウン線)というモノレールの中ふ頭駅から徒歩5分。

16号館の屋内展示場面積は、約7万平米と東京ビッグサイト、幕張メッセに次ぐ日本で3番目の大きさ。各ホールに囲まれたスカイプラザには200インチの高精細大型ビジョンがあり、イベント情報を流しています。当社(ピーオーピー)のCM30分に1回流れていますので、退屈でしかたがないとお嘆きの方は探してみてください。

展示場だけでなく、400平米を超す国際会議ホールをはじめ大小さまざまな会議室を用意しており、国際会議やMICE施設としても利用できます。近隣のアジア太平洋トレードセンター、ハイアットリージェンシー大阪と地域施設が連携して「Osaka Nanko MICE」といプロモーションも行なっています。

◆(社)大阪国際見本市委員会 http://www.fair.or.jp/

 大阪で国際見本市を開催することを目的に、大阪府・大阪市・大阪商工会議所・日本貿易振興機構の4者で構成されている経済産業大臣認可の公益法人で、インテックス大阪内に事務所を構えています。1954410日にアジアで初めての国際見本市「日本国際見本市」(現在のモンスタービバ)を開催しました。東京モーターショーは同年420日からの開催なので、10日違いでアジア初の座を獲得したわけです。

そのほか「フードテック」、「地域防災防犯展 大阪」、「クリーンライフビジョン21 ~国際クリーニング総合展示会~」、「リビング&デザイン」、「浙江省輸出商品(大阪)交易会」、「大阪モーターショー」、「ツアーエキスポ」、「ニューアース」、「国際アパレルマシンショー」などを開催しています。

先日、中野新理事長が就任されましたので、見本市展示会通信でインタビューを掲載する予定です。

◆アジア太平洋トレードセンター(ATC) http://www.atc-co.com/index.php

 海に沈む夕日が見える複合型商業施設。展示ホールはワンフロアでおよそ7,000平米。商業施設に隣接するため家族向けのB to C展が多く、「マタニティカーニバル2011」、「小さな恐竜たちの世界~レプタイルズフィーバー2011」、「からだのひみつ大冒険」など自主企画も多数開催しています。もちろんBtoBの専門展もあり、わたしが訪れた際は「SIGN EXPO(広告資機材見本市)の搬入作業中でした。

コンベンションルーム2室と会議室8室を合わせおよそ1,000席と会議用の設備も充実しています。

中ふ頭駅のお隣トレードセンター前駅が最寄りですが、インテックス大阪からは徒歩が便利です。会場から案内表示がありますので、方向音痴のわたくしでも迷わずに行けました。

◆グランキューブ大阪(大阪国際会議場) http://www.gco.co.jp/

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会議場に直結している京阪電気鉄道の中之島駅は、副駅名として大阪国際会議場とも呼ばれています。新幹線の新大阪駅から向かうには荷物がなければ御堂筋淀屋橋駅まで出て、淀屋橋駅まで歩き京阪中之島線がベストですが、荷物の多い方は梅田からタクシーもしくは隣のリーガロイヤルホテル行きのシャトルバスに乗るのがおすすめ。

キューブくんの名が示す通り立方体の外観が特徴的。3階のイベントホールから12階の特別会議室まで多層的に配置されており、エレベーターの垂直移動で各室が接続されているため、あまり歩かずに総会から分科会に移れるのが便利です。イベントホールの高さ94m、広さ2600平米の柱のない構造であらゆる催事にフレキシブルに対応できます。

社内では楽しく自由な雰囲気をつくり、スタッフどうしが活発に意見を交わし、問題解決やノウハウを共有することで、主催者をサポートする人材を育成すると語る営業部次長の辻川さん

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そんなこんなで駆け足で大阪へ行って参りました。展示会や国際会議の開催地としてまだまだ潜在力のある大阪。これからも大阪発のMICE情報もおおくりしていきます。(田中)