国際会議の開催支援で最大1000万円を補助(6/23)

千葉県はこのほど、国際会議の誘致拡大に向けて、最大1000万円の補助金制度を新設した。この制度は市町村による補助や()ちば国際コンベンションビューロー(CCB-IC)の支援メニューと組み合わせることで、最大2000万円超の補助金交付も可能となる。

 

補助の対象額は、?@会場借上費、?A会場設営および撤去費、?B機材関係費、?C外国人招聘費、?D看板・印刷物製作費、?E広告宣伝費の経費の2分の1以内。また、補助限度額はさまざまな条件があるが、たとえば参加者延べ1200人以上(うち外国人120人以上)の場合、県単独補助制度限度額は1000万円、市町村協調補助制度限度額が500万円となり、合わせて1500万円となる。

 

補助対象となる会議の条件は、300人以上の会議総参加者数で外国人は120人以上の基準を満たす会議や、会期3日・参加国数5か国以上、開催地が未決定の会議など。

 

これらの補助を受ける場合、同時にCCB-ICのコンベンション開催助成金200万円やコンベンション開催準備資金貸付金500万円などと組み合わせた利用が可能。また、MICE開催に向けて、千葉県知事のビデオレター手配や成田国際空港到着ロビーでのお出迎えサービス、JR海浜幕張駅前の大型ビジョンでの開催告知などの支援も受けることができる。

 

千葉県経済政策課は「支援体制の充実により今後、多くの国際会議が千葉県で開催されることを期待している」と話す。

 

その他、制度の詳細は千葉県経済政策課(◆0432232733)まで問い合わせること。