観光局副局長が来日、マカオMICEをPR(8/3)

マカオ政府観光局の副局長ヘレナ・フェルナンデス氏とMICEを担当するビジネス・ツーリズム・センター長のリセニオ・クンニャ氏、同センター日本担当のナタリア・コウ氏が来日し、8月2日にメディア・ブリーフィング、8月3日に企業旅行プログラム紹介懇親会を実施。MICEと教育旅行のプロモーションを行なった。

メディア・ブリーフィングでフェルナンデス氏は「昨年は日本から41万人の方をお迎えしました。これは香港、中国、台湾につづいて4位で、日本はわたしたちにとって大変重要な国なのです。東日本大震災の影響で訪客数は減少していますが、日本向けプロモーション・支援の予算を削ることなく積極的に誘致を行ない、最終的には今年と同じ水準に復旧すると期待しています。」と語った。

世界遺産の街、お洒落マカオ、食彩グルメの街、贅沢な休日をキーワードに“なんとなく行ってみたい層”を取り込むために、マカオ航空と協力して推進する「50機チャーター計画」、「マカオ一人旅」と称した旅行者のレポートの発信、マカオのファンを集める「マカオ女子会」の発足、などさまざまなプロモーションで日本全国からの誘致を推進する。

MICEについてフェルナンド氏は「マカオはインセンティブ・トラベルのディスティネーションとしてみなさまに評価されています。その分野のさらなる充実だけではなく、近年はコンベンション施設の建設が進んでおり、国際会議や展示会も積極的に誘致したい」と抱負を語った。

日本代表の榊原史博氏は「日本におけるMICEプロモーションは、キーパーソンが表に出ることがなく難しい。しかし、MACAU MICE NEWSの発行、旅行会社との連携強化、MICE専任スタッフ2名の積極的な活動を軸に、直接・間接的にMICE主催者にアプローチしていく」と語った。

弊社はフェルナンデス氏の独占インタビューを行なっており、そのもようは弊社刊行の見本市展示会通信などでお伝えしていく。(8/4)