生主・映像クリエイター集め、ニコファーレ説明会(8/25)

東京六本木のイベント施設「ニコファーレ」が8月25日、ユーザー向け説明会を開催した。

同施設はアジア最大のディスコとして一世を風靡した「ヴェルファーレ」の跡地に、ニコニコ動画を運営する(株)ニワンゴと親会社の(株)ドワンゴが今年7月18日に開業したもの。約200平米のホールにスタンディング380人、シアター形式で160人収容できる。

ホールの特長は、前後左右および天井にめぐらせた高精細LEDによるダイナミックな映像演出と、ニコニコ生放送による配信とリアルタイムな視聴者のコメントを融合したインタラクティブ性の高いイベントが開催できること。

8月9日に行なわれた運営方針発表会では、ユーザーから企画を募集し優秀なアイデアにはニコファーレを無料で貸し出すことを発表。説明会には応募を検討している生主(なまぬし=ニコニコ生放送でコンテンツを放映するユーザー)やアーティスト・パフォーマー、VJ・映像クリエイターなど約300人が出席。舞台や照明機器・LED映像のフォーマット作成方法などの運営実務面の説明が行われた。

ドワンゴのソフトウェアエンジニア岩城氏は「イベントホールの貸館収入も重要ですが、ニコファーレのもっとも大切な役目はニコニコ生放送のコンテンツ充実です。無料開放することで多くのアイデアが集まり、そこから革新的なコンテンツが生まれることを期待しています」と企画の狙いを語った。

詳細については同施設のHP(http://nicofarre.jp/)まで。(8/25)