アイランダーサミット実行委員会は11月18日から20日までの3日間、今回で3回目となる「アイランダーサミット石垣2021」をオンラインで開催する。
アイランダーサミットは、地球を一つの「島」と捉え、島文化を愛する有識者同士が意見を交わし、専門的かつ俯瞰的なアイデアを共有できる場として2019年からスタートした「プロボノ型」サミット。毎回キーテーマを掲げ、企業や行政、サイエンティスト、エンジニア、クリエイター、アーティスト、主婦、学生などが集まり、島目線で地球を良くしていくきっかけを考える。内閣府や石垣市役所、地域住民、国内外の有識者らが参加しスタートした本サミットは、2020年からは民間運営による実行委員会方式で継続開催している。
基調講演は、バス・ヴァルクス氏(オランダ王国大使館 広報・政治・文化部)が登壇予定。オープニング・セッション「未来のモノサシ – 島目線で考えるヒューマン・グレート・リセット」では、各国の島々の目線で見た、世界の価値観の変化をもとに、人間性への回帰の指針について話し合う。登壇者は、鈴木宏子氏(UNWTO 国連世界観光機関 駐日事務所 事務局長)、小切間元樹氏(石垣市 企画部長)、バス・ヴァルクス氏、ニールセン北村朋子氏(デンマーク ロラン島 環境ディレクター)、スリ・ウィ・ジャヤ氏(バリ島 ソーシャル・プロデューサー)、石川善樹氏(予防医学研究者 / Campus for H 共同創業者)、渡邉賢一氏(アイランダーサミット 総合プロデューサー)。
そのほか「これからのライフバリュー – 暮らし、仕事、遊び」、「自然と共生するエネルギーを考える」、「島から考えるジオ・ガストロノミー」、「デジタル時代のローカル価値」などのテーマ・セッションを予定している。各セッションは特設サイトで無料配信される。