IT&CMAレポート「MICEのアツさはバンコク共通!?」その1

過去50年来、最悪の洪水に見舞われているタイですが、浸水被害が深刻化する前週の10月4日から6日にタイで開催されたアジア最大級のMICE展示商談会IT&CM Asiaを取材して参りました。
IT&CM Asiaはアジア有数のMICE雑誌TTG MICEを発行するTTG Asia Media社が主催する展示商談会です。MICE先進地域の香港でもMICEという言葉が聞き慣れない1993年に初開催、1997年から5年間マレーシアで開催後2002年からタイで開催しておりタイで開催していて、今回はタイ開催10周年となります。(通算では19回目)
2004年からはコーポレートトラベルの総合イベントCWTアジアパシフィックと共同で開催となっており、アジア唯一のダブルビルイベントと唄っております。
TTG MICE誌と弊社刊行のCongress Nipponおよび後継雑誌の展示会とMICEは提携しており、これまでダレン=ウン社長のインタビューをしたりと、仲良くさせてもらっています。そんな関係もあり、今回メディア招請でタイに行くことになりました。

会場となったバンコック・コンベンション・センター(写真:1。ちなみにセンターのつづりは英国式のCentreです)は、映画館やショッピングセンターなどが集まる複合商業施設セントラル・ワールド・コンプレックス(写真:右)の中にあります。グランドハイアットエラワンやプラザホテルなどがある市街地中心部にあり、高架鉄道BTSのチットロム駅からすぐのところにあります。高級ショッピングセンターの割に目の前の道では屋台がズラリ(写真3)これまアジアらしい風景ですね。

記者会見(写真:4)ではTTG Asia Mediaのダレン・ウン社長が「IT&CMAとCTWというイベントにとって、近代的な施設と上質なホスピタリティをもつタイは、理想的な開催地です。タイMICEの継続的な成長なくしては、当イベントの発展はありえませんでした。タイMICE関係者の皆さまに御礼申します」とあいさつしました。(写真:5)

  6 会場のどこで写真をとっても写り込むタイブース(写真:6)、数十社が商談デスクを構え、ひっきりなしに商談を行っていました。アポイントシステムを採用し、20分1小間で商談スケジュールが組まれてい、時間になると「第○○小間の商談をはじめて、くださーい。コップンカー」とアナウンスが流れて次のバイヤーと交代するという感じ。活発な商談の場をなっていました。

会場の至るところに提携媒体のロゴがディスプレイされています。当然「展示会とMICE」も、と思いきや、前身の「Congress Nippon」のロゴが。ロゴデータの入稿が間に合わなかったんです(写真:7)。また会場内には世界中のMICE・コーポレートトラベルの雑誌を集めた「グルーバルメディアゾーン」(写真:8)も。こちらにはちゃんと「展示会とMICE」や「見本市展示会通信」の見本誌を提供しましたよ。日本語の媒体なのに、みなさん興味をもっていただいて、あっという間に用意した部数がなくなってしまいました。(写真:9)

 

 

今回はタイ開催10周年で記念ロゴもつくっちゃいました(写真10:)。そのほか、さまざまなイベントが開催されましたていました。各イベント、出展者のようすは次号で紹介します。