世界はクルマで変えられる。東京モーターショー開幕(12/2)

12月2日、東京ビッグサイトで「第42回東京モーターショー2011」が開幕した。一般公開は3日から11日までの9日間。24年ぶりの東京開催となった今回は、“世界はクルマで変えられる。”をテーマに世界13か国・地域から176ブランドが出展。目標来場者数は80万人となっている。
日刊自動車新聞社編集局長の斎藤氏は「第42回東京モーターショーの見どころは、最先端の自動車環境テクノロジーと社会システムの融合にある。世界をリードするわが国の先進環境技術・商品を紹介するだけではなく、自動車テクノロジーがさまざまなエネルギーマネジメントや環境システムと結びつくことで、私たちの社会が大きく進化する未来像を発信するこれまでにないショーとなる。24年ぶりに東京に戻ってくるモーターショーが、単なる原点回帰ではなく、斬新でまったく新しいコンセプトに生まれ変わることで、世界に冠たる日本の自動車産業の力強さを感じ取ってもらえる世界一のテクノロジーショー」と語っている
昨今はアジアのモーター市場の急拡大にともない、中国・上海、インド・ニューデリーなどのモーターショーが人気を博している。このような状況下で東京モーターショーでは、「技術立国・日本」の象徴として、世界一のテクノロジー・モーターショーを目指し、クルマ、都市、人々の暮らしに結びつく先端技術を発信している。初開催の1954年以来の歴史ある大型イベントであり、日本のモータリゼーションの発展と共に成長し、世界のトップラスの東京モーターショーが、新たな1ページをひらく。(12/2)

(撮影:前野 伸幸

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