40周年迎え宿泊・MICE産業の結束はかる(1/5)

海外ホテル協会(OHEA)は1月5日、ウェスティンホテル東京で「第18回新春交歓会」を開催。会員企業や観光・ツーリズム産業などから300人を超える業界関係者が出席した。

矢島隆彦会長は開会の挨拶で「昨年は東日本大震災やタイの洪水などネガティブなニュースが多く、業界も深刻な影響をうけました。その分を取り戻すべく一年間全力疾走を続けるみなさんのお手伝いをいたします。OHEAは今年40周年の節目を迎え、『イノベーション』をテーマに、これまで培ってきた伝統に加えて、新しいものを積極的に取り入れていきます」と語った。

来賓の挨拶は観光庁観光地域振興部長の志村格氏が行ない「OHEA の40年間にわたる活動がホテル業界のクオリティ向上に果たした役割はとても大きいものです。観光庁も産業発展のためにさまざまなサポートをいたします」と官民の協力体制を強調した。

また、乾杯の挨拶で(社)日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)の大畑貴彦会長は「辰年は正義感と信用の年です。ホスピタリティに欠かせないこの2つのキーワードを大切に、業界の発展を目指しましょう」と呼びかけた。(1/5)