NYに35万平米の総合コンベンション施設開発(1/12)

リゾートワールドニューヨークなど、宿泊施設やカジノを運営するゲンティン・グループはこのほど、国際展示場、国際会議場などを含めた複合コンベンション施設「ニューヨーク 国際コンベンション・エグジビションセンター(NICE)」開発計画を発表。ニューヨーククイーンズ区のアケダクト競馬場に隣接する用地に、380万平方フィート(約35万平米)のコンベンションセンターのほか、客室数3000室のホテルも建設する予定となっている。第1フェーズは260万平方フィートで2014年11月の竣工を予定している。プロジェクトの総工費は40億USドル(約3000億円)と見込まれ、同社は借入れや新株の発行などで拠出する。
開発計画によって、施設建設に携わる1万人の雇用、施設運営を行なう1万人の恒久的直接雇用、クイーンズ地区に多数の間接雇用をもたらすことが予想される。同社はマイノリティや女性雇用の増進を宣言している。そのほか、税収向上や外客誘致による観光産業への貢献も期待されている。

ゲンティン・グループのHP
http://www.genting.com/offices/gb.htm