ハイムテキスタイルに2.4%増の2634社が出展(2/14)

メサゴ・メッセフランクフルト(株)は1月11日から14日の4日間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場で開催されたテキスタイルの国際見本市「ハイムテキスタイル」の開催結果速報を発表した。

今回の開催には61か国・地域から2,634社・団体が出展、昨年より2.4%増となった。

不安定な欧州経済情勢のなかでドイツは国内需要が好調。なかでもテキスタイル需要は着実な伸びを示している。市場調査会社によると2010年のホームテキスタイル購入額は1世帯あたり平均224ユーロ、2012年には8%以上増加し242ユーロになると予測され、エンターテインメント関連電気製品を上回る見込みだ。

そのような状況のなかで活発な商談や販促活動が行なわれ、81%の出展者が出展成果について満足したと同社のアンケートに回答している。

しかし、来場者数は債務危機の影響で欧州各国の来場者減少が響き、全体で7%減の6万7,451人となった。一方で、ロシア、中東、トルコ、東アジアからの来場者数はふえており、ドイツ国外からの来場者が全体の64.2%と、国際性の高い見本市となっている。なお、日本からは894人が来場している。(2/14)

写真提供/撮影:Messe Frankfurt Exhibition GmbH / Jean-Luc Valentin

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