海外出展とネット通販などの消費者向け流通を連動(2/27)

大分県物産協会は3月2日から4日の3日間、中国・上海で開催される「日本商品直送in上海」に県内業者とともに出展する。同イベントは500社の規模で展開。平日も開催され一般も入場可能となっており、業界関係者と一般消費者双方にアピールできるBtoB&Cの見本市となっている。

同協会では海外見本市の出展効果を高めるために、ネット通販と連動させる。見本市の会期終了後に協会が運営する海外向けネット通販サイトや、見本市主催者のジェイシーヒア(株)のサイトで継続的なプロモーションを行なう。一般消費者へ訴求し市場をつくることで、流通業者向けの販売も促進する相乗効果を狙う。

また、同協会の販売ルートを活用して日本国内の量販店などにも提案する。担当の荒巻氏は「海外見本市でのセールスだけで終わらせるのではなく、出展後も継続的プロモーションを行なうことで、成果が期待できる。協会としてもこの出展事業を機に海外とのパイプを強化し、地元業者へのサービスを向上させたい」と語っている。 (2/27)