臨海副都心のMICE拠点化へ、補助制度を新設(4/16)

東京都港湾局は、臨海副都心のMICE・国際観光拠点化の推進に資する事業を補助する制度を新設した。

平成24年度は、5月7日から申請の受付を開始、締切りは31日までとなっている。

補助対象事業は、(1)MICE機能の充実に資する事業、(2)アフターコンベンション機能の形成に効果が高いと認められる事業、(3)外国企業の進出促進に資する事業(※1年未満の短期の事業(イベント等)は対象外)。

補助対象は、臨海副都心区域内で、上記対象事業を行なう民間事業者となっている。

補助対象経費は、用地取得費、建築工事費、改修工事費、備品購入費、実施設計費。補助率は、助補対象経費の2分の1以内(※助補限度額は、1件当たり1億円<平成24年度の補助総額は5億円>)。

応募受付期間の5月7日から31日に申請のあった補助対象事業のうち、選定委員会が厳正に審査・評価し、優れていると認めた事業から補助事業を決定する。

同制度は、東京都の長期計画である「『2020年の東京』へので実行プログラム2012」に組み込まれている、以下の目標・施策に指定し、重点的に実施している事業。

目標5 「産業力と都市の魅力を高め、東京を新たな成長軌道に乗せる」
施策12「東京の発展を支える産業の育成により、アジアNo.1のビジネス拠点を形成する」
施策13「東京の多彩な魅力を演出・発信し、国内外から来訪者を呼び込む」

同件に関する問合せは、東京都港湾局臨海開発部誘致促進課(TEL03-5320-5598)まで。(4/16)