41カ国から1461社が出展、新企画フローズンアワード実施 FOODEX JAPAN2022

日本能率協会(JMA)ほか4団体は2022年3月8日から11日までの4日間、千葉・幕張メッセでアジア最大級の国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN2022」を開催する。

第47回となる今回、41カ国・地域から1461社1787小間が出展(2月22日現在)。付加価値の広がりを見せる「フローズンフーズ」や、SDGsの観点からも注目されている「代替食品」、近年注目を集める「フードテック」など食のトレンドに焦点を当てる。

3ホールの日本食輸出展には高付加価値な日本産食材の輸出拡大に向け、常温で長期保存が可能なハラル対応の「本格生らーめん」やグルテンフリーの「野菜餃子」、西洋料理など和食以外のジャンルの料理にも日本の醤油が生かせる「透明醤油」のほか、海外のニーズを取り込んだ商品が多数出展。

4~5ホールのFOODEX TECH ~食の生産性向上・流通合理化展~では生産性向上に寄与するAIを活用した品質検出器や、脱プラやフードロス削減などSDGsの取り組みに寄与する環境にやさしく機能性のある紙製の食品容器、天然素材を使ったカトラリーやストローなどが登場。近年注目を集める「フードテック」に関連した商品開発を行う大学発ベンチャーの事例発表ブースも出展される。

6ホールの代替食品・新素材ゾーンには大豆原料を使用したプラントベースミートをはじめ、植物性チーズ代替品、アレルギーやグルテンを含まないオートミール粉などが出展。5~6ホールのフローズンフーズではミールキットやスイーツ、代替食材を使用した商品など、付加価値の広がりを見せるフローズンフーズの魅力を発信。

また、前回までの「美食女子アワード」がリニューアル。新たにFOODEXフローズンアワードとして、バイヤー100名が選んだ新たなる魅力・価値のあるフローズンフーズのグランプリを発表。表彰式を6ホールにて執り行う。

会期初日には幕張メッセ2階中央エントランスでコロナ禍以降初となるオープニングセレモニーも開催。3年ぶりのテープカットを行う。世界26カ国・地域の大使をはじめ関係官庁・団体が参加し、アフターコロナに向けた業界の再出発を宣言する。