ポップアップショップイベント「ADA LAB」で新たな客層を呼び込む アクアデザインアマノ

ADA LAB GINZA

アクアデザインアマノは水槽で水草を育て、自然に近い状態を作り出し、その中で魚やエビといった生き物を育て自然の生態系を再現する「ネイチャーアクアリウム」を提唱し、水槽関連用品や水草などの販売を行っている。

同社は今回、4月22日から8月22日の4カ月間、「ADA LAB GINZA」を東急プラザ銀座にポップアップショップをオープン。ガラスケースとLEDを組み合わせて植物を育てる「パルダリウム」といった室内での新しい水槽と植物の楽しみ方を体感できるショップとなっている。

すでに水草や生き物を大きな水槽で本格的に育てる「ネイチャーアクアリウム」を嗜んでいる層とは別に、もっと一般に水生植物や雨林植物を身近に感じてほしい、また、室内で気軽に園芸に挑戦してみたいと考えているユーザーに訴求したいという思いから、ポップアップショップを展開した。

「GREEN HOUSE」ではガラスケースの中に入れる植物を選べる

ショップ内は3つのエリアで構成。「CASE GALLERY」で、好みのサイズやデザインのガラスケースを選び、「GREEN HOUSE」で多種多様な植物の中から、ガラスケースの中に入れる植物を選ぶ。レースプラントや蘭、食虫植物なども取り扱っているほか、水槽の情景を整えられる岩や流木、苔なども合わせて揃えることが可能。
最後の「SETTING LAB」では選んだガラスケースの中に植物を植え、水槽内をレイアウトするためのレクチャーを受けられる。また、ケースや植物選びからセッティングまで、クリエイターと一緒にパルダリウムを仕上げるワークショップを、事前予約制で平日毎日開催する。

担当者の第1営業部・高橋氏は「実際に手に取ったものや、自ら手を動かして作ったものには自然と愛着が湧く。そのため、今回ワークショップも含めたポップアップショップイベントという形でPRを行った。より多くの人に水生植物を身近に感じてもらい、新しい水槽と植物の楽しみ方を知ってもらえたら幸い」と話す。

実際に手を動かして「パルダリウム」を仕上げるワークショップ