政府は5月26日、水際対策について、外国人観光客の入国制限を見直し、旅行代理店等を受入責任者とする添乗員付きパッケージツアーの受入れを6月10日より開始すると発表した。
旅行者に対しては、マスク着用をはじめ策定する「ガイドライン」の内容遵守を求める。
また、現在政府は各国・地域からの流入リスクによって国・地域を「赤」・「黄」・「青」の3つに区分しているが、「青」区分の国・地域から入国する旅行者に限定される。
「青」区分の国・地域からの帰国者・入国者については、検疫所による入国時検査を実施せず、入国後の自宅等待機も求めない。
外国人の新規入国については、原則として全ての国・地域からの新規入国を一時停止し、「特段の事情」がある場合に限り、新規入国を認めることとしているが、下の(1)から(3)の新規入国を申請する外国人については、日本国内に所在する受入責任者が、入国者健康確認システム(ERFS)における所定の申請を完了した場合、「特段の事情」があるものとして、新規入国を原則として認めることとなる。
(1)商用・就労等の目的の短期間の滞在(3月以下)の新規入国
(2)観光目的の短期間の滞在の新規入国(旅行代理店等を受入責任者とする場合に限る)
(3)長期間の滞在の新規入国
なお、現在の5空港(羽田、成田、関西、中部、福岡)に加えて、新千歳と那覇についても国際線受入れを6月中に再開する。