Interop Tokyo 2022ほか2展が幕張メッセで開幕

実行委員会は今日から「Interop Tokyo 2022」「デジタルサイネージ ジャパン 2022」「APPS JAPAN 2022」を幕張メッセで開幕した。会期は3日間で、6月17日まで。
同展はインターネットテクノロジーのイベントで、今回は“Innovation and Trust – for the people, by the internet – インターネットによる、人々のための革新と信頼”をテーマに、394社1100小間が集結。ネットワークインフラやセキュリティ、クラウド、5G/ローカル5Gなどを注力テーマに設定し、人々の役に立つあらゆる技術を発信する。

実行委員会であるナノオプト・メディアの大島康彰代表取締役社長は昨今のインターネット技術について「エンドユーザーが次々と容量の大きい映像などを扱うようになっているなど、常に帯域が変化していく。そのニーズに沿ってネットワークも進化してくべき」と見解を述べる。イベントについては「来場者と出展者共にようやく勢いを取り戻せた空気感がある。コロナ禍でオンラインの技術は発展したが、リアルの価値も改めて見直された。同展恒例の企画『ShowNet』はじめ、最新のマシンや技術が実際に動いているところをリアルで見られる場であり、ぜひ体感してほしい」と話した。

ShowNetブース

企画「ShowNet」は出展者から提供された、世界初・日本初公開となる新製品を含む1500台以上のマシン・サービスと、約400名のトップエンジニアによって会場内にネットワークを構築するもの。今回展のテーマは“前提を超えろ”。ローカル5Gのシステムを利用したデモンストレーションを行うほか、映像伝送のためのネットワークの製作で課題を見つめなおすなど、5年後10年後のネットワークのビジョンを示す。