震災の影響で国際会議は大幅減(6/19)

日本政府観光局(JNTO)は、国際団体連合(UIA)の国際会議統計2011年暫定値を発表。統計によると2011年の日本での国際会議開催件数は598件(前年741件)で世界3位(同2位)、アジア・オセアニアでは2位(同1位)となった。

東日本大震災や福島第一原子力発電所事故により日本開催予定の国際会議が数多く取り消し、延期されたことが大幅減の主な要因とみられる。

世界1位は前年725件から913件と大きく数字を伸ばしたシンガポール。2位は前年1位の米国が744件で続いている。

都市別でみると東京は153件で、シンガポールとソウルに次いでアジア3位。横浜が84件で同8位となっている。

※UIA統計の国際会議選定基準(2007年統計以降)

A)国際機関・団体が主催の場合
1.参加者数50人以上が原則 2.参加国数3か国以上 3.開催期間1日以上

B)国内機関・団体が主催の場合
1.参加者数300人以上(40%以上が主催国以外)2.参加国数5か国以上 3.開催期間3日以上が原則 4.「ministerial」、「summit」の名称が付く国際会議も基準を満たせば含める。

詳細はJNTOのウェブサイトを参照のこと。