一般財団法人東京マラソン財団は、2022年3月6日(日)に開催した「東京マラソン2021」において、ランナー参加者に行った事前のPCR検査の実施結果について報告した。
(同財団は2021大会におけるクラスター発生の防止・参加者等の安全確保に向け、新型コロナウイルス感染症対策検討委員会及び検討会を発足し、安全・安心な大会運営を目指し感染症対策に取り組んだ。)
結果のなかで同財団は、「今回の大会は第六波のまん延防止等重点措置下の開催となり、このような状況下では一般的な体温管理や体調管理では 2 万人規模のイベントにおいて 100 人程度の陽性者の参加は防げないことが判明した。一方で、このような状況下でも、科学的な知見に基づいて適切な検査を行えば、2万人規模の大きな大会でも安全に開催できることが確認された。」と考察しており、東京マラソン2023(2023年3月5日(日)開催)に向けて、2021大会で実施した感染症対策をもとに、安全・安心な大会運営に取り組んでいく。
検査方法や結果の詳細は、東京マラソン財団HPに掲載されている。