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イベントを支える人材育成のための検定試験 ~イベント検定・スポーツイベント検定~

日本イベント産業振興協会(JACE、成田純治会長)は、イベントの基礎知識を体系的に身につける「イベント検定」と、スポーツイベントを通じた自己実現や社会貢献ができる人材の育成を目的とした「スポーツイベント検定」を11月14日に実施する。

イベントはリアルコミュニケーションとして社会の中で重要な役割を持っており、イベントを支える人材が求められている。そこでJACEはイベントに必要な基礎知識を習得できる5つの検定を実施している。

イベント検定は1997年から実施されており、イベントに関する基礎固めとして5000人以上が取得。また、スポーツイベント検定では、スポーツコミュニケーションの概念や効果をはじめ、スポーツイベントがもたらす経済効果や社会効果を学び、スポーツイベントのプロフェッショナルを目指す。

受験申込締切は10月23日。試験日は両試験とも11月14日で、14時から15時10分まで行われる。試験会場は、イベント検定が札幌・東京・大阪・福岡の4カ所、スポーツイベント検定が札幌・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の6カ所。テキストは公式ホームページから購入できる。

詳細は、検定公式ホームページまで。

展示会・MICE業界で働く!-女性懇話会-

男女雇用機会均等法が制定されてから約30年が経ち、女性が社会で働くことがあたりまえの時代となった今、新たに女性の活躍を目的とした「女性活躍推進法」が成立した。

展示会・MICE業界でも多くの女性が働いており、女性の活躍の場として注目されている。今回は、今後の発展を担う女性たちをクローズアップし、業界で働く意義や意味をそれぞれの視点から紹介する。

(掲載=『見本市展示会通信2015秋季特集号』より一部抜粋)

 

①仕事の魅力・やりがいとは

 

 久保田友恵さん
(東京ビッグサイト 会議室担当)

施設側の立場から、主催者さんの要望に対して、厳しく言わなければならないことがあります。細かく調整を行ない、当日本番を迎えたときに、不備などがなく、またよい雰囲気で開催でき、来場者さんにも主催者さんにも喜んでいただけたときが、最もよかったなと思う瞬間です。

 

 

 

草柳友美さん
(日本能率協会 展示会担当)

営業から販促、施行、当日の運営など、展示会開催業務に関することをすべて一貫したプロセスで体験できるという点です。また業界ごとに全然違う方々とお会いできる度、転職したような気分になれます。

 

 

 

 

小泉恵子さん
(メサゴ・メッセフランクフルト 展示会担当)

 展示会というものは地道な業務の積み重ねだと思います。出展者さんとお話していく中で、はじめはなかなか読み取れなかったニーズを理解できてきたときにやりがいを感じます。また、会場をゼロから作り上げたとき、こういったことを常に繰り返して、進化させていくことが面白いと思います。

 

 

 

牧野加奈さん
(ムラヤマ ブース施工担当)

展示会業務以外に新製品発表会などのステージを作ることもよくあるのですが、現場はピリピリした気が抜けない雰囲気です。しかしその自分の携わった現場がその日の夕方のニュースで放映されるなど、メディアで世に出たのを見た瞬間、苦労が報われ、誇らしい気分になれます。

 

 

 

近藤真里奈さん
(サクラインターナショナル ブース施工担当)

海外の案件をメインに担当するようになり、日本の展示会のクオリティを海外で実現させるためにどうしたらよいのか、というギャップを埋めるために海外へ行っています。どうやったらコミュニケーションがもっとうまくとれるのか、スケジュール管理がきちんとできるのかというプロセスについて、ステップアップさせていくことが自分にとってやりがいを感じることの一つです。

 

 

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展示会・MICE業界で働く!-女性懇話会-(その2)

②次のステップへ向けて

 

久保田さん:いずれはもう少し具体的に展示会の中に関わる仕事をしてみたいです。また最近は海外の方も増えており、2020年には東京五輪も行なわれるので、語学力をつけ国際対応力を身につけることが、課題だと思っています。

 

草柳さん:展示会だけでなく、周辺の事業も巻き込みながら、何かの形でビジネスを広げられないか、と考えています。よく、MICEの観点から、ショウ&カンファレンスという形で展示会とセミナーを行なってはいますが、人が大勢関わるメリットを活かし、新しいビジネスとして具現化したいという思いがあります。

 

小泉さん: 単に展示会を開催する、というだけではなく、展示会を通してその業界へ何かを発信できる“発信力のある展示会”を作っていきたいです。例えば主催者から展示会を通じて、出展者さんへその業界のことを発信し、出展者さんや私たちの知識を上げていくことで業界全体に一定の基準が浸透し、さらには一般の方々にも正しい知識が伝わると思います。

 

牧野さん:現在、自分が決まったお客さんを担当するのではなく、上司のアシストをすることがメインです。次のステップとしては自分1人で、はじめから最後まで一貫して担当し、深く関わっていきたいと思います。

 

近藤さん:この業界に入ったときに、できれば海外と日本をつなげる役をやりたい、という想いがありました。社内でもいろいろな国の方が働いていて、またアメリカにも支店をオープンして海外へも進出しているので、次のステップとしては、こういったところに自分も携われたらと思っています。

 

ありがとうございました。今後の皆様のご活躍を期待します。

第4回鉄道技術展/橋梁・トンネル技術展開催~鉄道・社会インフラ構造物の長寿化を支える ~

フジサンケイ ビジネスアイ(日本工業新聞社)は11月11日から13日までの3日間「第4回鉄道技術展」および、「橋梁・トンネル技術展」を幕張メッセで開催する。

「第4回鉄道技術展」は、世界が注目する鉄道インフラに関する専門展示会として日本の鉄道技術を紹介。ドイツパビリオンや海外からの展示参加もあり、国際色豊かな展開になっている。また今回は、STECH2015「鉄道技術国際シンポジウム」(主催:日本機械学会)が合同開催される。
初開催となる「橋梁・トンネル技術展」では新技術が求められている社会インフラ構造物の長寿命化を支える点検、評価、維持管理、補修、補強などの保全技術を紹介する。
さらに、併催事業として鉄道技術展では東日本旅客鉄道の小縣方樹取締役副会長などの基調講演や、トンネル技術展では東京都市大学の三木千壽学長の特別講演などさまざまなセミナーを連日実施する。
入場料は2,000円(招待券持参者・事前登録者は無料)。

詳細はhttp://www.mtij.jp/まで。

浅草地域一帯で開催 ~浅草エーラウンド2015~

A-ROUND実行委員会(実行委員長:川島 武雄)は10月30日から11月1日の3日間、浅草地域一帯(メイン会場:墨田公園リバーサイドギャラリー)で「浅草エーラウンド2015」を開催する。

2013年に誕生し、今回で5回目を迎えた同イベントでは、地元の職人やアーティスト、クリエイター達が1つになり、街の魅力の伝い手として様々な企画を考え、江戸時代から皮革文化が発展し、今日に至るまで皮革を起点としたモノづくりの文化や職人技術が育まれた街である“伝統の街浅草”の“今”を広く発信する。

会期中は、地域の魅力をガイドと歩いて感じる「まち歩きツアー」や、歩行者天国で楽しむ屋外マーケット「浅の市」に加え、3日間限定で開館される革の博物館“TOKYO LEATHER&CRAFT MUSEUM”など新たな企画を実施。
モノづくりの街浅草をまるごと堪能できる3日間となっている。

詳しくはホームページまで。

出展者数1.4倍で開催 ~LIVING & DESIGN 2015~

「LIVING & DESIGN 2015」が10月14日(水)から16日(金)までの3日間、大阪南ATCホールで開催される。
同展は、住空間を創り上げる多彩な提案や商材が一堂に集い、ビジネスとしての新しい出会いと創造の場を提供し、これからの経済を担う住環境産業の活性化と内需拡大を図る。出展者数166 社・出展小間数151 小間で、前年より規模を拡大しての実施。今年のテーマは“FUTURE LIFE -そこにある、未来の暮らし-”。
特別企画では、スギ・ヒノキ・ヒバなどの針葉樹を使った家具をテーマとしたパネル展示「針葉樹を使った家具のデザインコンペ2015」や、審査で選出された公募クリエイターまたはユニットによる住まいと暮らしを意識した作品を展示「LIVING & DESIGN 2015 Creatorsblock」を行なう。そのほか、特別講演会やセミナーなど、様々な企画を用意している。
詳細はhttp://www.living-and-design.com/まで

d-MICEが体験できるセミナー開講

欧米で急激に進むd-MICEの火付け役であるフランスMAGENCY S.A.Sが日本に上陸する。
同社は欧米の主要企業において、社内外の会議やセミナー、イベントをデジタル化することで、大きな成果を上げている。すべての参加者が電子端末を持ち、相互に交信することで、双方向性と自律性を確保しつつ、デジタル化による完全ペーパーレス化も達成してゆく。それにより参加意欲が77%上昇、コラボレーションが68%改善、理解度が65%向上するという。

日本初のデジタルセミナーを以下で実施。d-MICEが体験できる。

1.テーマ:「日本初!驚異のデジタルセミナー体験講座 ★待望のビジネスアプリ“MAGENCY ENGAGE”を体験せよ」
2.日時:10月8日(木)15:30~16:30
3.場所:CEATEC JAPAN 2015 幕張メッセ 国際会議場3階 304会議室
4.備考:先着60名
5.申込み:http://eventregist.com/e/ceatec2015

今年はプロジェクションマッピングが特別テーマ ~レジャー&サービス産業展~


「レジャー&サービス産業展2015」が10月22日(木)から23日(金)までの2日間、東京ビッグサイトで開催される。出展者数91社、出展小間数は212小間(2015年9月9日時点)。今年で11回目の実施となる。
同展は、マーケット構造の変化に対応する“新業態開発”と“求められるNEWビジネスの発見と創出”、そして既存事業の“再生と活性化”を図るビジネス・システム・サービスが一堂に会する。今回のテーマは“成長戦略のシナリオと新しいビジネスモデルを探る”で、観光・インバウンド、健康&スポーツ、高齢者・シニアの“3K”マーケットと、テーマパークやゴルフビジネスなど“+α”マーケットの構造変化をどのように捉えた成長戦略をするか考えていく内容となっている。
会場内では、“最新プロジェクションマッピングゾーン”が特別テーマゾーンとして設けられるほか、同時開催の「未来創造ビジネスミーティング」では観光インバウンド・新業態ホテル開発・投資フォーラムやテーマパークビジネス戦略会議など、テーマ別にフォーラムが開催される。
詳細は、http://www.sogo-unicom.co.jp/lsi/index.htmlまで。

台湾で観光・文化エキスポ ~Touch The Japan~

 

国際観光文化推進機構(ITCO)は、2016年3月18日から21日までの4日間、「2016年第2回Touch The Japan」を台北市花博公園で開催する。
同展は、台湾で日本観光や日本文化の紹介を通して交流を促進し、日本の観光産業と文化産業の発展を目的としている。テーマは“Thank you Taiwan&あなたの触れたい日本がきっと見つかる”で、東日本大震災の復興5周年を記念して台湾の方々へ感謝の意味を込めている。来場者は約6万人を見込む。
今回は、大分県玖珠町から長さ35mの巨大な赤い鯉のぼりを運び、入場アトラクションとして「鯉のぼりくぐり」を同会場入口に設置する。その他、メインステージでアーティストやパフォーマーのステージショーや、8Kスクリーンで映像ショーなど、多彩な企画を用意している。


今回から初めて来場者囲い込みスマホアプリ「coromo」を導入し、無償提供を行なう。これは、出展者が商品情報など画像や動画を来場者に配信することができるシステムで、開催前から毎日配信が可能となる。関係者へのダウンロード推進も同時に行ない、抽選景品付き日本の観光クイズキャンペーンとの連動や、入場受付で来場者に推奨を促す。
ITCOの安藤俊介理事長は、「旅・観光とは、知性の交叉であり、文化の迎合であり、世界の友好を樹立するものであると考えている。直接触れ合う展示会やエキスポが重要な役割を果たすことが使命と捉え、今回は台湾の様々な団体・企業の後援と協力のもと、前回を凌ぐスケールの日本観光文化エキスポになっていく」と語った。

モネ展開幕 ~「印象、日の出」が公開~

「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展『印象、日の出』から『睡蓮』まで」が9月19日(土)~12月13日(日)の期間、東京都美術館で開催されている。
モネ展は、世界的画家クロード・モネ(1840-1926)が最期まで手元に残した初期から晩年までのプライベート・コレクション約90点が一堂に会する。
特別出展では、モネを診ていた医師で印象派の収集家の一人であるジョルジュ・ド・ベリオのド・ベリオ・コレクションから「ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅」、「テュイルリー公園」、「雪の効果、日没」そして印象派の名のもとになった「印象、日の出」が公開される。
会期中は、オフィシャルサポーター・田辺誠一氏の絵画作品「モネin JAPAN」の展示や、
オフィシャルキャラクター「かっこいいモネ。」をモチーフにしたグッズ販売のほか、フランス・アルザスの三ツ星レストランの東京店「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」や「エキュート上野」とコラボレートして様々なメニューやスイーツを提供する。
開催後は、福岡市美術館・京都市美術館・新潟県立近代美術館で順次公開予定で、会場・会期により一部出展作品は異なる。
詳細は、http://www.ntv.co.jp/monet/まで。