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アクタの飯ごうをモチーフにした容器「MT Series」

各種プラスチック製の食品容器の製造販売を行うアクタは、4月15日から17日に東京ビッグサイトで開催された「FABEX東京2025」に出展し、弁当用のプラスチック容器「MT Series」を提案した。
「MT Series」は飯ごうをモチーフにしたシリーズで、イベントや行楽で楽しさを演出する。中皿を利用すると2段弁当としても使えるほか、同社製品の伸縮する使い捨ての箸「のびるくん」をふた部分に入れることもできる。またレンジアップと冷凍に対応した容器「TAシリーズ」のふたと本体が分かれるタイプの新製品も併せて見どころとして紹介した。

アクタでは5年ごとに製品コンセプトを定めており、2025年からの新コンセプトは「SENCE」。時代のニーズに対する鋭い捉え方や品のあるデザインを意識した開発を進めていく方針で、出展ブースも新しいコンセプトに沿ってグレーとモノトーンを使った上質なデザインで展開した。
またパネルにはアクタが開発した完全リサイクル可能なポリスチレンボード「Recoボード」を使用し、ブース奥では前回好評を博した、トレンディドラマ風の製品紹介動画の続編を制作し上映。来場者の記憶に残す展示とした。

丹後の今治タオルブランド認定ハンカチタオル(インターナショナル プレミアム・インセンティブショー春)

愛媛県今治市で今治タオルの企画や製造・販売を手掛ける丹後は、4月16日から18日の3日間、サンシャインシティ・コンベンションセンターで開催された「第71回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー春2025」に出展。注目の製品として、今治タオルブランド認定のハンカチタオルを紹介した。素材に2本の糸をより合わせて一本にした双糸を使用することで、柔らかな肌触りに仕上げている。

また環境に配慮した草木染、サステナブルな素材を使ったタオルも提案。同社は製品の製造以外でもSDGs達成に向けて取り組んでおり、「使い手も作り手もしあわせにするタオルづくり」を目指している。フェアトレードジャパンのライセンシーとして、原料生産者に配慮した仕入れを推進しているほか、環境問題と貧困労働問題の改善につながるオーガニック糸や、ペットボトルを利用した再生繊維の使用を進めている。地域の瀬戸内DMOにも参画し、地元資材の積極的な納入なども行っている。

マイスターの自動バイオ洗浄機「グリストラップ・マイスター」(FABEX東京2025)

清掃事業や設備管理業務を手掛けるマイスターは、4月15日から17日に東京ビッグサイトで開催された「FABEX東京2025」(主催:日本食糧新聞社)に出展し、「グリストラップ・マイスター」を紹介した。
グリストラップとは、厨房や工場で発生する油脂(グリス)を含んだ排水を一時的にせき止め溜めておく装置だ。生ごみや油脂類を下水にそのまま流すことは下水道法により禁止されており、店舗や工場にはグリストラップを設置する義務がある。グリストラップを清潔に保つには定期的な清掃が必要だが、この製品はグリストラップを自動で洗浄し、清掃の負担を軽減する。
店舗の閉店後などタイマーで起動し、翌日の作業開始までにグリストラップ内を自動で洗浄。微生物を含むバイオ製剤を空気の泡で攪拌し、油脂類と汚泥を分解する。雑菌を抑制し、悪臭や害虫の発生を防ぐ。すでにラーメン店をはじめとした飲食店やリゾートホテル、介護施設で導入されている。

【大阪・関西万博 開幕】特集 大阪・関西万博への想い

国際博覧会(万博)はあらゆるMICEの中で最大規模のものであり、多くの企業・団体が協力して創り上げるものだ。1970年の大阪万博がそうであったように、今回の大阪・関西万博で得た知見や交流は企業にとって掛け替えのない財産となり、今後の事業における推進力となっていくだろう。今回、万博と関りの深い企業に、大阪・関西万博への想いを寄せていただいた。

【フォトレポート】EXPO 2025 大阪・関西万博【グルメ・夜の様子など】

各国が参加し、さまざまな展示やイベントが行われる大阪・関西万博が4月13日に開幕した。

テーマに沿ったパビリオンや会場の演出には、多くの来場者が関心を寄せるが、グルメや日没後の会場も魅力の一つだ。

現地の写真とともに紹介します。

 

©創通・サンライズ

【豊橋市】豊橋技術科学大学と観光コンベンション協会が連携協定 地域へのコンベンション誘致を強化

国立大学法人豊橋技術科学大学と一般社団法人豊橋観光コンベンション協会はこのほど、「コンベンション誘致等の連携に関する協定」を締結するはこびとなった。

今回の協定は、学会や研究大会、各種セミナーといったコンベンションの豊橋市への積極的な誘致を図ることを目的としており、同市における知的交流の促進と地域の活性化を狙いとしている。両機関は今後、連携を一層強化し多様な人材の集積・交流を推進していく。

これらの取り組みにより、大学と都市のブランド価値の向上を図るとともに、地域経済への波及効果などが期待される。

【JNTOデータ】訪日外客数は3月の時点で累計 1,000 万人を突破 【過去最速】

日本政府観光局(JNTO)は、3月の訪日外客数や上半期累計の訪日外客数などを発表した。

<発表の要点>

●3月の訪⽇外客数は3,497,600人で、前年同月比では13.5%増となった。3月として過去最高であった2024年の3,081,781人を大きく上回り同月過去最高を記録した。

また3月までの累計では10,537,300人となり、過去最速で1,000万人を突破した。

●春の桜シーズンに⼊り多くの市場で訪⽇需要が高まったこと、東南アジアの⼀部の市場や中東地域ではイスラム教の断食明け休暇に合わせて海外旅⾏需要が増加したこと等により、東アジアは中国、東南アジアではインドネシア、欧米豪では米国を中心に訪⽇外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となった。

●米国やカナダなど6市場で単月過去最高を更新したほか、韓国や台湾、タイなど11市場で3月として過去最高を記録した。また3月までの累計ではすべての重点市場で過去最高を記録した。

※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により訪日外客数が大幅に減少していた2020年~2022年の数値は除く。
(人) 訪日外客数 月別推移(2017年~2025年)
※2019年7月以降、日韓情勢悪化等により訪日旅行を控える動きが発生していたこと等もあり、訪日韓国人旅行者数が減少傾向にあったことに留意する。

「Japan MICE EXPO 2025」が早期申込を募集中

Japan MICE EXPO 2025が、出展申込みを募集中だ。

出展料金が割引になる「早期申込」は4月30日(水)までとなっている。

早期申込特典:4月30日まで
◎FAMトリップへの参加権
◎特別料金での出展が可能

通常締め切り:7月31日

▼前回のレポートはこちら

【レポート】「Japan MICE EXPO 2024」日本 MICE の魅力を国内外に発信

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■ Japan MICE EXPO 2025 開催概要

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名 称:Japan MICE EXPO 2025
構成展示会:MICE デスティネーション EXPO/展示会・イベント支援 EXPO
開催日:2025年11月27日(木)、28日(金)
会 場:インテックス大阪 3号館
主 催:Japan MICE EXPO 2025実行委員会
(公益財団法人大阪観光局、株式会社大阪国際会議場、一般財団法人大阪国際
経済振興センター)

本展は、下記の2つの展示会で構成されています。

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■ MICEデスティネーションEXPO
出展者:地方自治体、CVB、MICE施設、ホテル、旅行会社、観光施設、その他関連サ
プライヤーなど
来場者:会議主催者、PCO、学協会・団体、旅行会社、イベントプランナー、企業イ
ンセンティブ・国際会議主催者など

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■ 展示会・イベント支援EXPO
出展者:展示会場運営、イベント企画・運営、音響・映像・照明、ケータリング、e
スポーツ、その他関連サプライヤーなど
来場者:展示会・イベント主催者、セールスプロモーション企業、商業施設、広告代
理店、メディアなど

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■ 特別企画
1)海外バイヤー招聘
2)FAMトリップ
3)海外バイヤーへのミニプレゼン
4)セミナー
5)事前マッチング商談会
6)ネットワーキングイベント
7)その他企画(MICE×次世代人材、MICEサステナビリティ)

【特集 大阪・関西万博 開幕】大阪・関西万博から始まる3つのスタート – フジヤ 入谷 義彦(寄稿)

大阪・関西万博から始まる3つのスタート

執筆者の写真

入谷 義彦

フジヤ
執行役員 セールスマーケティング本部 本部長

 

1つ目は、【万博づくりのリスタート】です。従来の万博が自国技術や思想の紹介に重点を置いていたのに対し、今回は、「世界の命・未来の営み」という技術視点ではない部分にフォーカスしている点が特徴です。各国がソフトコンセプトをテーマとし、独自のアイデアやビジョンを展示で表現し、世界が一つになって「未来を考える」場となることです。

2つ目のスタートは、【展示会業界にとっての新たな出発点】です。私たちの業界は、1970年の大阪万博を契機に大きく発展し、産業としての地位を確立してきました。今回の万博は、その展示会業界にとっても次の成長フェーズ・産業変換へ進む機会となりました。万博を通じて、展示の新たな技術や手法が生まれ、ディスプレイ業界全体の発展につながるのかが注目されるところです。

最後の「スタート」は、【私たちフジヤ自身の新たな挑戦】です。これまでの事業規模と異なる受注経験をおこないました。新たな知見やノウハウを得られました。この経験を活かし、新たなフェーズを加えることで、業界のさらなる発展に貢献してまいります。

大阪・関西万博を契機に、プロモーションは変わります。この機会を糧に新たな変化を楽しみ進んでいきたいと考えています。

(※本記事は新聞「見本市展示会通信」(2025年4月15日号)に掲載された「特集 大阪・関西万博 開幕」から転載しています)