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電子版「見本市展示会総合ハンドブック2025」発行しました

ピーオーピーが発行する、国内900件・海外2000件の展示会を収録した「見本市展示会総合ハンドブック2025」電子版(Kindle)をリリースしました。紙書籍のボリュームそのままに、ディスプレイで各展示会の情報を一覧できます。ご購入はAmazonから。

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【経産省】2030年までに訪日外国人旅行者(スポーツ観戦)を倍増 100万人超目指す【音楽・スポーツなど海外展開へ】

11日、経済産業省はアニメや音楽・スポーツなどエンタメ・クリエイティブ産業の海外展開等の振興に向けた戦略の中間とりまとめ案を、エンタメ・クリエイティブ産業政策研究会にて示した。

そこではコンテンツ産業の海外売上高20兆円(2033年)の目標達成等、エンタメ・クリエイティブ産業の振興に向けては、「8つの不足」へ対応した「10分野100のアクション」を実施していくことが不可欠とされ、たとえばスポーツにおいては2030年までに訪日外国人旅行者(スポーツ観戦)の倍増(100万人超)を目指し、業界の海外展開の取組を支援するとし、具体的には、以下の施策を挙げた。

•リーグやクラブが、海外現地の競技人気も踏まえながら、リーグや選手の人気の高まり等の機会を捉えて、海外需要の獲得に取り組み、多様なファンの獲得を進めるにあたり、現地のニーズや嗜好に合わせたスポーツエンタメ・コンテンツのローカライズやプロモーション等を支援するほか、増加トレンドにあるインバウンド集客を逃さぬよう、試合会場での海外観戦客の受け入れ体制強化等を支援
• リーグ・クラブのニーズを踏まえ、海外現地情報の収集等を支援する。
• ビジネスモデルの構築に向けて、リーグ・クラブと海外企業や現地に進出している日系企業等のネットワーク構築の機会創出等を支援する。

<示された8つの不足>

①海外で「魅せる」機会(リアルイベントが不足)
②国内で「魅せる」拠点(地方創生、代表的拠点等)
③人材・制作能力(人材だけで無く、撮影制作能力も不足)
④新規技術・コンテンツの取込み(スタートアップ支援)
⑤海外勢との戦略的提携(撮影誘致、共同製作、国家間)
⑥収益分配(制作会社、クリエイター人材等)
⑦海賊版対策・正規版転換
⑧総合的な支援体制(まずは海外拠点支援)

<10の分野>

ゲーム
アニメ
漫画・書籍
書店
音楽
映画・映像
デザイン
アート
ファッション
「みる」スポーツ

TKP、世界貿易センタービル「ホール&カンファレンス」の運営を受託

ティーケーピー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:河野 貴輝)は、世界貿易センタービルディング(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮﨑 親男)と、「世界貿易センタービルディング ターミナル」内6~7階に整備される予定の「ホール&カンファレンス(名称未定)」について、2027年夏から運営を受託する基本合意書を締結した。

浜松町エリアは、羽田空港からのアクセスの良さを活かし、日本の首都圏における重要な玄関口として位置づけられている。現在、このエリアでは「世界貿易センタービルディング本館・ターミナル」の建替えプロジェクトを中心とした大規模な再開発が進行中。再開発により、エリア全体の交通利便性が格段に向上するほか、オフィスやホテル、商業施設、カンファレンス、文化芸術ホールといった多彩な機能が整備され、今後当エリアのビジネス拠点としての優位性はさらに高まることが予想される。

TKPが新たに運営を担う「ホール&カンファレンス(名称未定)」は2027年夏オープン予定。JR・東京モノレール「浜松町駅」直結の好立地で、国際会議に対応した大規模な国際ホール&カンファレンス機能を備えた全7室(最大の部屋は約800㎡)を設けている。コンベンション、展示、会議機能だけでなく、「TKP ガーデンシティ PREMIUM 浜松町 WTC annex」をはじめとする、TKPが運営する近隣の貸会議室・宿泊施設との連携や、街区内のホテル、レセプション会場、商業施設と相乗効果をなすことにより、日本有数の「大規模オールインワン型MICE施設」として展開する。

「世界貿易センタービルディング」全体像
「ホール&カンファレンス」概要

日本コンベンションサービス、健康経営優良法人に6年連続で認定

日本コンベンションサービス(JCS)は、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に6年連続で認定された。

健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度。同社は経営理念「Create the Future Communication」の実現には、従業員の健康増進と笑顔あふれる生活は欠かすことができないと考え、健康宣言「Create the Healthy Life」を掲げている。

今年度は新たに長時間労働是正に向け、残業時間の把握・報告を強化。月末だけではなく月中でも勤務状況を確認し、残業が多い場合は業務計画の見直しを図るなど、組織全体で一人ひとりの業務時間をコントロールできる仕組みを確立した。また保健師資格を持つ社員が中心となり、女性の健康や、仕事や育児の両立支援に関するセミナーを5回開催したほか、育児や介護に関する会社の制度や心身に関する相談窓口を強化。さらに制度利用においては、男性の育児休業は7割近くが取得、数か月にわたり取得する社員もいるなど、取得者数の増加だけではなく取得期間も長期化し、着実に制度活用が広がっている。

JCSが行っている施策は以下の通り。

■からだの健康
・35歳以上の従業員は人間ドッグ受診等、法定基準以上の検査をする健康診断を実施。2次検査・特定保健指導の受診促進を強化
・保健師による「女性の健康セミナー(全5回)」をオンラインで配信。延べ参加人数約380名
・体幹トレーニングに効果的なバランスクッションを打合せスペースに設置するなど、体力向上に役立つ健康器具をオフィスに導入
・ボッチャ、モルックなどのスポーツイベント開催、体力測定実施、健康ランチマップ公開など、社員の運動不足解消、運動習慣獲得につながる健康weekを4か月にわたり実施
・スポーツエールカンパニー3年連続認定
■こころの健康
・ストレスチェックに独自項目を加え、外部の専門家による多角的な分析を実施。チェック体制を充実することで個人の健康と、組織全体の健康増進を図る
・社員の家族に、オフィスや家族の仕事の様子を紹介し、家族の理解促進を目指す「家族参観日」を開催
・保健師・産業医といった産業保健スタッフに気軽に相談できる体制を構築
■働き方改革につながる環境づくり
・フレックスタイム制・テレワーク等柔軟な働き方の促進、時短制度の改定
・育児休業中の社員の育児や職場復帰に関する不安軽減、復帰後の具体的な働き方のイメージ獲得などを目的に、社員同士が体験を語ったり相談にのるなどして、育児休業からのスムーズな職場復帰につなげる「ママカフェ」開催
・育児や家事と仕事の両立のための情報交換、社員交流を目的にした「パパ・ママカフェ」開催
・シニア社員の増加が見込まれ、家族の介護に関する相談も増加していることから、改めて介護制度に関する説明会を開催
・管理職向けのハラスメント研修を実施

大阪府立国際会議場とUSJがコラボ「超MICE体験」の提供へ

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(運営:合同会社ユー・エス・ジェイ)と、大阪府立国際会議場(運営:株式会社大阪国際会議場)は、このほど包括連携協定を締結した。国際的なビジネス会議や学会を手掛ける大阪府立国際会議場と、世界最高クオリティのエンターテイメントを提供するユニバーサル・スタジオ・ジャパンが初めてコラボレーションし、参加者の期待を超えるここだけにしかない“超MICE”体験を提供する。

2025年大阪・関西万博の開催を控え、国内外でますます注目される大阪において、他府県にはない両社の強みを活かし、世界水準の国際学術会議と世界的エンターテイメント体験の両立を実現する。

「大阪府立国際会議場×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン プラン」と称し、移動やチケット手配などシームレスなパッケージにより、世界各国から迎える参加者へ「オン」「オフ」ともに充実の特別プランを大阪府立国際会議場より提供する。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと大阪府立国際会議場は今回のユニークなコラボレーションにより、大阪府の目指す「アジア・大洋州地域でトップクラスのMICE都市」の実現に向け、共同で営業活動を実施していく。

 

中野サンプラザ 再開発が白紙に

中野区の酒井直人区長は、中野四丁目新北口駅前地区における市街地再開発事業に関する見直しを明言した。このプロジェクトは、2020年1月に「中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画」を策定し、野村不動産株式会社を中心に進められていたが、2024年9月に施行予定者から工事費の急激な高騰を理由に事業着手の困難が報告された。

2025年2月28日に施行予定者から事業計画の見直し提案が行われたが、区長は「現時点で事業成立性の見通しが明らかでなく、選定過程の公平性・中立性に課題がある」と指摘する。また、提案された内容が区民に提供する施設の魅力を十分に継承していないと評価する。

区長は、「中野サンプラザ及び中野区役所一帯は、区民に愛されてきた特別な場所であり、再開発によって整備する施設は、中野サンプラザのDNAを継承し、100年後も区民に愛される施設となるよう取り組む」と強調する。事業の見直しに際し、区民の理解を求めつつ、引き続き強い信念を持って取り組むと表明する。

中野区では、この一時的な立ち止まりを経て、長期的な視点で市街地再開発を推進し、将来にわたって区民が誇りを持ち続けるプロジェクトにすることを目指す。

 

<↓ 予定されていた再開発計画>

【新施設】中野サンプラザが閉館 跡地は「NAKANOサンプラザシティ」に

 

ゴーショーが取り扱う独・シュッテ社の高精密5軸CNC研削盤「335linear」(Grinding Technology Japan 2025)

欧州工作機械の日本代理店であるゴーショーは3月5日から7日までの3日間、幕張メッセで開催された「Grinding Technology Japan 2025」(主催:日本工業出版、産経新聞社)にドイツ・シュッテ社の高精密5軸CNC研削盤「335linear」を出展した。

高精度で非常に柔軟である上に、汎用性があるのが特徴。シュッテ社の研削盤は近代産業のほとんどすべての分野で使用され、切削工具の製作や再研削に適しており、ワークピースの粗研削加工や仕上げ研削加工にも適している。

あらゆる種類のワークピースを最適にクランプできるよう、オプションで最大2つの追加スライドを装備可能。追加スライドX1はツールサポートスライドや芯押し台スライドとして使用できる。それにより、加工に応じた最適なサポート機能を実現する。

独自開発のソフトウェア「SIGSPro」は同機の特性を活かすべく、シュッテ社の特別チームにより開発された。プログラム入力・編集は直接操作盤上で行うことができ、標準工具の枠を超え、特殊工具の製造ニーズに対応する。

常磐精工のストレッチャーに変形する看板「サポートサイン」(JAPAN SHOP 2025)

看板製造の常磐精工は3月4日から7日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「日経メッセ」内「JAPAN SHOP 2025」(主催:日本経済新聞社)に、緊急時にストレッチャーに変形する看板「サポートサイン」を出展した。

普段は商業施設や公共施設で、販売促進や情報発信を目的に広く使われている「看板」として使用でき、災害や事故等の緊急時には車いすや担架といった「介助用具」として使用できる新発想の救急介助用具になっている。

普段は看板として使用できるため、保管スペースが不要。施設のエントランスなど人目につく所に設置しても違和感がないため、非常時に倉庫から担架を取り出すよりも素早く対象者の所にかけつけることができる。

大阪府立大学の専門家がJIS規格「JIS T 9201(手動車いす規格)」に基づく、強度試験を行っている。耐久性、操作性ともに重視しており、100kgを搭載した状態でも軽い力で搬送できる。

誰でも簡単に変形できる設計になっており、パネル部分に変形方法を図解した説明ボードが付随していることから、非常時のスムーズな救護活動につながる。

波里の米粉を使った「有機ぱんけーきmix&有機ほっとけーきmix」(第59回スーパーマーケット・トレードショー2025)

米粉の製造販売を行う波里は、2月12日から14日までの3日間、幕張メッセで開催された「第59回スーパーマーケット・トレードショー2025」(主催:全国スーパーマーケット協会)に、新商品「有機ぱんけーきmixおさとうなし 100g」、「有機ほっとけーきmixあまさひかえめ 100g」を出展した。

有機転換期間中の国産米を使用しており、グルテンフリー、ベーキングパウダー不使用なのが特徴。メレンゲを作るひと手間でふんわりと焼きあげることができる。

「おさとうなし」は砂糖を配合していないため、野菜ペーストや潰した果物と混ぜて焼くなど自由なアレンジを楽しめる。パッケージに「生後9ヶ月頃からの」と書かれている通り、小さな子供でも安心して食べることのできるシンプルな配合が特徴。

米粉ならではの優しい甘みを家族と一緒に楽しむことができるため、おやつや食後のデザートにもぴったりな一品となっている。

アクアのファン式チェストフリーザー「CSF-G27CK」「CSF-G20CK」(第53回国際ホテル・レストラン・ショー)

電機メーカーのアクアは2月4日から7日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「第53回国際ホテル・レストラン・ショー」(主催:日本能率協会、日本ホテル協会、日本旅館協会、国際観光日本レストラン協会、国際観光施設協会)にファン式チェストフリーザー「CSF-G27CK」「CSF-G20CK」を出展した。

冷却方式に霜取り不要の「ファン式」を採用。庫内の壁面などに付着する霜を取る必要がないため、霜取りにかける手間や経費を大幅に削減できる。3面に送風口があり、庫内全体をムラなく早く冷すことが可能。

用途に応じて冷凍庫としても冷蔵庫としても使える2モードセレクト機能を搭載。モードの切り替えはタッチパネルの操作1つで簡単に変更できる。冷凍モードでは-16℃~-24℃、冷蔵モードでは5℃~0℃の間で温度調節できるため、食材に適した温度で保存することが可能。

庫内は上・中・下段の3段に区切って使えるようになっており、付属のバスケットや中仕切りで整理しやすい設計。庫内に霜がつかないのでバスケットを動かすことができ、奥にしまった食材も楽に取り出せる。

そのほかにも解凍時のドリップ流出を抑えるクイック冷凍機能、庫内を照らすLED庫内灯、高級感のあるガラストップ、清掃時の移動も楽にできるストッパー付きキャスターといった特徴を備える。