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コミック・映像・ゲームのクリエイターが集結(6/18)

7月4日から6日の3日間、東京ビッグサイトで「クリエイターEXPO東京」が初開催される。「第19回東京ブックフェア(7月5日~8日)」や「第2回ライセンシングジャパン(7月4日~6日)」と同時開催となる。

同展には書籍、雑誌、コミック、映像、ゲームなどさまざまの分野のクリエイター約400人が出展。出版社や制作会社、広告会社などのコンテンツ編集者とのマッチングの場を提供する。

来場者にとっては数多くのクリエイターの作品を比較・検討できるほか、作者の人柄も確認して仕事を依頼が可能、新たな才能をハックするする場となる。またクリエイターにとっては編集者に直接売り込みができる貴重な機会となる。(6/14)

詳細については同展のウェブサイトを参照のこと。

韓国aTCenterで国際食品素材技術展(6/18)

7月5日から7日の3日間、韓国・ソウルのaTCenterで国際食品素材技術展(FI KOREA= Food Ingredients & Food Technology)が開催される。主催・運営は韓国食品工業協会(KFIA= Korea Food Industry Association)、Global Commsなど。

同展は、食品、半加工品、加工食品素材、食品添加物、健康食品素材、食品素材加工機器や技術などが一堂に集まる、食品産業の専門展示会。20か国から約250社の関連企業が出展する。

展示会のほか、カンファレンスとビジネスフォーラムも同時開催され、食品素材産業分野の現況と動向把握や情報交流、マッチングの場となる。

詳細についてはウェブサイト(日本語版)を参照するか、日本事務局のハッピー通信(Tel:03-3527-5955)まで問い合わせること。(6/14)

ジェトロが海外出展の統一ロゴマークを(6/18)

世界各地で年間60件以上の見本市・展示会に出展しているジェトロが、「海外見本市共通ジャパンロゴマーク」を決定。

各見本市・展示会ごとに異なっていた「JAPAN」のロゴーマークを統一することで、日本の参加およびジェトロの取組みをよりいっそうアピールすることが狙い。すでに5月28日から6月1日に中国の北京で開催された「中国(北京)国際サービス貿易交易会」のジャパンブースで使用されている。

詳細についてはジェトロのウェブサイトを参照するか、展示事業課(E-mail:faa@jetro.go.jp)まで問い合わせること。(6/14)

ベルサール秋葉原でPC―DIY展(6/18)

6月23日・24日の2日間、ベルサール秋葉原で「2012 AKIBA-PC-DIY夏の陣」が開催される。
同展にはマイクロソフト、三菱電機、エレコムなど44社が出展し、PCパーツの展示やステージイベントによる商品PRなどが展開される。主催は自作パソコン・パーツ周辺機器などを取り扱うユニットコム。

イベントの詳細は同展ウェブサイトを参照のこと。

イベントマネジメントに持続可能性の評価基準!?~国際標準規格が発行(6/15)

2012年6月15日、工業製品やサービスの国際標準を作る国際標準化機構(ISO)は、イベントマネジメントの持続可能性に関する国際標準規格ISO20121を発行した。

持続可能性の課題を環境・社会・経済の側面から設定し、取組みにつなげていくことで、イベントに関する持続可能性を追求していくことが目的。

ISO20121では「イベントに携わる企業・団体」、「イベント」、「イベントの計画」の形式で認証取得が可能であり、開催の規模や種類は問わない。規格の評価として利害関係者との関係が強く意識されており、イベントを切り口として持続可能な社会へ結び付けていく狙いがある。

持続可能性の課題設定の目安としては、「廃棄物」、「エネルギー」、「アクセシビリティ」、「経済指標」など30以上の課題が紹介されており、目的に応じた適切な課題に取り組むことが求められている。

ISO20121は英国規格であるBS8901を母体としており、国際的な要求を受ける形でISO化の作業が進められた。BS8901は今夏に行なわれるロンドンオリンピックをはじめ、2009年12月にデンマークで開催されたCOP15(第15回気候変動枠組条約締約国会議)などで認証取得が行なわれている。国際標準化にともない、今後は世界中で国際イベントを中心に活用される予定。

日本国内では今年9月29日、30日に横浜市で開催される2012世界トライアスロンシリーズ横浜大会が取得に向けて計画を進めている。本大会は2009年より横浜市で開催されており、国際トライアスロン連合の提唱する「グリーントライアスロン」に準じた環境配慮型の運営を行なうとともに、大会独自の取組みとして海底清掃を行なうなど、イベントを通じた環境整備にも力を入れている。今後は本国際規格を活用し、持続可能性を追求していく。

イベントが今回の国際規格に適合すれば、持続可能性の取組みを客観的な基準で示すことができるようになる。環境配慮や社会貢献など、社会に向き合ったイベントがふえているなか、ISO20121は協賛をする企業のイベントに対する評価基準としても用いられる可能性がある。

◆関連サイト

http://www.facebook.com/iso20121forum

◆関連記事

▽2012世界トライアスロンシリーズ横浜大会…国内初の「ISO20121」認証イベントへ向け取組み表明(7/2)

▽ISO20121の策定作業に参加した(社)日本イベント産業振興協会(経済産業省、日本標準化工業会(JISC)に認定された国内審議団体)による解説記事はこちら

イベントの社会的意義を再発見~ISO20121策定に向けて~(「見本市展示会通信」2010年4月15日号pdf版

イベント産業の国際競争力からみるISO20121の普及と課題(「見本市展示会通信」2011年4月15日号pdf版

サステナビリティからイベントを考える(「見本市展示会通信」2012年4月1日号pdf版

▽ISO20121の発行年である今年1年を通じ、イベントと持続可能性をテーマにしたコラムも連載中

「見本市展示会通信」あすへのアプローチ-サステナビリティ元年(2012年2月1日号~

新生アルフィーがおもちゃショーに!?(6/14)

6月14日、東京ビッグサイトで「東京おもちゃショー2012」が開幕。内外144社がおよそ3万5000点の玩具を出展している。14・15日は商談見本市として業界関係者のみのバイヤーズデーとなっているが、16・17日は一般公開される。

バンダイ特設ブースでは、円谷プロダクションがウルトラマン列伝と関連グッズ、主題歌「ULTRA STEEL」を唄うTakmiyこと高見沢俊彦さんの合同記者会見が行なわれた。「ULTRASTEEL」はTHE ALFEEの高見沢さんのソロ・プロジェクトとして7月4日にリリースされる。

壇上でウルトラマンゼロ、その父ウルトラセブンとの3ショットとなった高見沢さんは「普段とは違う3人組ですね」とTHE ALFEEでの活動との違いにとまどいをみせたものの「ウルトラはいつも僕のなかにあります」とウルトラシリーズと曲への想い入れを語った。ウルトラマンゼロは東京公演への友情出演を約束、両者の強力タッグが再度実現する。(6/14)


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ワンポイント・アドバイス Vol.8

宮地先生のワンポイント・アドバイス 展示会の壷

Vol.8 ワンポイント・アドバイス

ノベルティには新奇性を

現代でもカレンダーとマップは私たちの生活に欠かせない重要なメディアである。カレンダーを見ない日は無いといっても良い。また、都会で活動するビジネスマンは、地下鉄マップや道路マップが欠かせない。生活に欠かせないものに新しいアイデアを加えてノベルティにすることを考えたい。

来場者の目線で検討せよ

来場者が「貰いたい」という気持ちになるノベルティを選定したり、新たに制作したりすることは簡単ではない。来場者に喜ばれるノベルティを考えることは、顧客のニーズを満足させる商品やサービスを開発するマーケティング活動と同じように苦労する。
また、来場者が名刺を渡したり、アンケートに答えたりすることへのお礼としてノベルティが配布される場合もある。特にアンケートを集めたいときは、少し値段の高いものを選ぶだけでなく、企画・発想力が求められる。来場者の目線でノベルティを検討したい。

もらってうれしいアイテム

出展担当者は、企業イメージやブランド、企業風土に対する共感を醸成することができるノベルティを検討する必要がある。さらに、出展者の企業イメージや出展コンセプトとの一貫性がなければならない。「この努力がブランド価値を高める」と確信して努力して欲しい。

ノベルティ

ノベルティは、商品やサービスを提供する対象者(ターゲット)が集まる場所を選定し、無料で贈呈される。また、企業名やブランド名、商品名、宣伝文句などさまざまな告知を入れた広告物として販売促進のために利用される。これらの点では、ポケットティッシュやうちわ、クーポンを組み込んだフリー・ペーパーなどのギブ・アウェイ(無料配布物)と同じである。
しかし、ノベルティは、目新しいもの、珍しいもの、新しく考案されたものであることが前提となる。したがって、「新奇性」が問われ、また、新しい時代の風を感じられることが大切である。(展コミvol.8抜粋)

 

東京インターナショナル・ギフト・ショー

「第67回東京インターナショナル・ギフト・ショー」が2009年2月3日(火)から6日(金)までの4日間、東京ビックサイトで開催された。出展者数2,375社、来場者数20万175人となった今回のテーマは、”ヘルシー&エコロジカルライフスタイルの実現”で、特に「環境」への取り組みを重視した。

プロフィール
宮地 克昌(みやち かつまさ)1958年東京生まれ
1980年早稲田大学 理工学部 建築学科卒。(株)乃村工藝社、(株)博報堂を経てフリーに。現在、福山大学人間文化学部人間文化学科メディアコミュニケーションコース客員教授。
(社)日本イベント産業振興協会主任研究員。イベント学会会員

ワンポイント・アドバイス Vol.7

宮地先生のワンポイント・アドバイス 展示会の壷

Vol.7 ワンポイント・アドバイス

イベントの本質を理解する

イベントは演じる人と、それを見る人とに分かれて発達する。イベントにおける非日常的な状態に身をゆだねることによって、普段の生活の中では味わうことができない感動も得られる。しかし、さらに見せる、見られるという行為が徐々にエスカレートすることによって、事故が発生する危険性が高まっていく。

すべてのリスクを抽出する

主催者や出展者は、まず、想定できるすべてのリスクを出しきらなければならない。リスクを抽出するために「発散的思考法」が有効であり、その一つが「ブレインストーミング(Brainstorming)/ブレスト」である。

スタッフ全員でリスクについて考える

イベントの企画段階で関係者が集まり、リスクについて一緒に考える機会を設けてほしい。リスクに対する認識をしっかりと共有することが大切である。(展コミ vol.7)

イベント開催におけるリスク・マネジメント

イベントの開催においても危機管理(リスク・マネジメント)は重要なテーマであり、さまざまな視点からの研究や議論が必要である。イベントは社会に新しい風を吹き込み、人々の精神を活性化したり、人と人との絆を深めたりする。
その一方で、社会に悪い影響を与えたり、人身事故が発生したりするなどの危険性を併せもっている。したがって、主催者や出展者は、企画から実施・運営、終了まで、リスク・マネジメントに関する知識をもち、細心の注意を払わなければならない。(展コミvol.7抜粋)

 

 

危機管理産業展(RISCON TOKYO)


2008年10月8日(水)から10日(金)までの3日間、東京ビッグサイト西ホール・会議棟で「危機管理産業展2008」(RICON TOKYO)が開催された。出展規模は315社・556小間となり、来場者数は延べ5万7,729人であった。

 

 

 

プロフィール
宮地 克昌(みやち かつまさ)1958年東京生まれ
1980年早稲田大学 理工学部 建築学科卒。(株)乃村工藝社、(株)博報堂を経てフリーに。現在、福山大学人間文化学部人間文化学科メディアコミュニケーションコース客員教授。
(社)日本イベント産業振興協会主任研究員。イベント学会会員

ワンポイント・アドバイス Vol.6

宮地先生のワンポイント・アドバイス 展示会の壷

Vol.6 ワンポイント・アドバイス

ホスピタリティを身につけよう

ホスピタリティは、感謝や感激の気持ちから生まれる購買意欲やリピート効果にもつながっていく。ホスピタリティを身につけることは、展示会の出展担当者にとっては特に必要である。

社員教育の成果が問われる


来場者が少ない時間でも、私語を慎み、気の抜けた態度を取らないなど、運営スタッフへの接客に関する指導を徹底しよう。(展コミvol.6抜粋)

マニュアルを超えた対応をしよう

マニュアルに対する過度の信奉は、良い接客の妨げになる。実際の展示会の運営現場では、マニュアル化できない部分で、柔軟で速やかな対応が求められる場合も多い。「ホスピタリティに関するレベルの高い会社ほどマニュアルがない」とも言われている。(展コミvol.6抜粋)

 

おもてなしは、来場者を観察して状況に合わせる

来場者とのコミュニケーションは、まずは気持ちの良い挨拶からはじめ、来場者を観察することが大切である。人の感覚は、あいまいなものであり、人によって違う。したがって、より良い接客サービスは、そのときの状況や相手に変化する。”気持ちの良いおもてなし”は、単に手厚ければ良いというものではない。(展コミvol.6抜粋)

国際モダンホスピタルショウ


2008年7月16日~18日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで医療・行政分野の専門展示会「国際モダンホスピタルショウ2008」が開催された。出展者数は375社、展示面積は8,000m2の規模。来場者数は3日間で77,800人であった。

 

プロフィール
宮地 克昌(みやち かつまさ)1958年東京生まれ
1980年早稲田大学 理工学部 建築学科卒。(株)乃村工藝社、(株)博報堂を経てフリーに。現在、福山大学人間文化学部人間文化学科メディアコミュニケーションコース客員教授。
(社)日本イベント産業振興協会主任研究員。イベント学会会員